エンジニアとして活躍していくためには、自分が関わる分野だけでなくIT業界全体のトレンドも知っておくことがポイントです。なぜならIT業界のトレンドは頻繁に変わり、気がついたら置いていかれていたということにもなりかねません。さらに最新情報に詳しいと勉強熱心であるとして市場価値も高まるため、常にトレンドにアンテナを張っておく必要があるでしょう。
ここ数年はAIの需要が高くなってきていることから、PythonやR言語など機械学習・ディープラニングに関連した言語が流行してきています。特に、Pythonはプログラミングを学んだ経験が無い人でも書きやすい言語と言われており、それに伴って機械学習エンジニアも目指しやすいものと勘違いしている人は少なくありません。しかし、機械学習には応用数学や統計学の知識が求められ、Pyhtonを学ぶことが簡単でもこれらの知識を身に付けることが難しく、経験が浅い状態でAI開発エンジニアを目指すのは難しいでしょう。
そこで、おすすめなのがGo言語です。Go言語はGoogleが開発した言語であり、Go言語特有の文法は初心者でも書きやすいと言われています。また、Go言語の強みは処理速度の速さです。スマートフォンが普及したことによって、メモリの容量が少ない機器でも快適にWebサイトやアプリケーションが動く環境が求められる時代となりました。その点、Go言語なら少ないメモリで快適に動作するアプリケーションを開発することができます。加えて、ブラウザに関しても徐々にInternet ExplorerからGoogle Chromeへ移行する人も少なくないようで、Google関連の技術の需要が高くなってきているのです。使いこなせるエンジニアの数も少ないことから、最新のトレンド技術を学びたいならGo言語がおすすめと言えるでしょう。